MICS NEWS Vol.9 Number 14
          5.生体機能 
… 機能の発見、製品開発 etc.
             

""K−073.農業生物資源研究所は中国西南大学と共同で、カイコゲノム塩基配列をほぼ完全(カイコゲノムの91%)に解読することに成功した。遺伝子組換えカイコによる有用物質の生産や他の昆虫への応用による新たな農薬の開発など、産業利用に大きく貢献することが期待される。 
   【NHK茨城県域デジタル1 2009. 2.10 18時台に放送】
   【NHK総合テレビ     2009. 2.11 18時台に放送】
           【サーチナ 2009. 2.10      配信】
           【毎日jp 2009. 2.14      配信】
         【日本農業新聞 2009. 2.11朝刊   14面】
         【日本農業新聞 2009. 2.13朝刊    2面】
           【茨城新聞 2009. 2.11朝刊   21面】
           【常陽新聞 2009. 2.11朝刊   11面】
         【日経産業新聞 2009. 2.12朝刊    9面】
         【化学工業日報 2009. 2.12朝刊    9面】
           【毎日新聞 2009. 2.15朝刊   26面】

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"K−076.英国とイタリアの研究グループは、アリの巣で育つシジミチョウの幼虫が女王アリのような待遇を受けている原因は、シジミチョウの幼虫が女王アリに近い周波数の音を発するからであることを明かにした。 
             【朝日新聞 2009. 2. 7夕刊 12面】

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"K−084.福井県立大学は、農業生物資源研究所、理化学研究所と共同で、コムギの開花時期を決める遺伝子「WAP1」が、花芽形成ホルモンを作る別の遺伝子「WFT」の働きを活性化させ、開花に導く仕組みを世界で初めて見いだした。
            【福井新聞 2009. 2.10朝刊 23面】

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"K−102.農業環境技術研究所は、ムギなどの赤カビ病の病原菌が産出する毒素「デオキシニバレノール(DON)」を分解する新たな細菌を発見した。  
           【化学工業日報 2009. 2.19朝刊  3面】

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"K−111.青森県水産総合研究センターと北海道大学は共同で、マダラの好む水温と水深を知り、資源管理や回復に役立てることを目的に、マダラにICチップ内蔵の装置を取り付けて放流する全国初となる研究に取り組んでいる。 
             【東奥日報 2009. 2.21朝刊  1面】

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"K−117.水産総合研究センター西海区水産研究所石垣支所は、絶滅危惧U種に指定されているヤシガニの雌は、自分より小さい雄とは交接しないことを突き止め、大型個体の保護が重要であることを示した。 
             【琉球新報 2009. 2.22朝刊 29面】

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"L−005.奈良先端科学技術大学院大学は、フロリゲン遺伝子の働きを調節する遺伝子「Hd1」を見いだした。農業生物資源研究所が世界中から集めた品種でこの遺伝子の変異を調査した結果、遺伝子構造の違いによって開花期間が異なる事を明らかにした。
         【読売新聞(大阪) 2009. 2.24夕刊 15面】
           【日経産業新聞 2009. 2.25朝刊 13面】

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"L−007.資生堂と住友林業は、植物性脂肪酸の一種「KODA」に挿し木の発根を促進する効果があることを突き止めた。2年後をめどに量産技術を確立して、農業分野向けに事業化する。 
           【化学工業日報 2009. 2.25朝刊  9面】

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"L−014.森林総合研究所は、日なたを好む落葉樹のニワトコは、暗い森では多年生草本のように冬は地上部を枯らして生存し、何年も待ち続けて森が明るくなると硬い幹を伸ばし開花することを見いだした。 
             【朝日新聞 2009. 2.27朝刊 27面】
         
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"L−048.筑波大学は、アオコが作り出す猛毒物質「ミクロキスチン」が、微生物によって分解される仕組みを見いだした。 
           【日本経済新聞 2009. 3. 2朝刊 12面】

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"L−057.京都大学と首都大学東京は、NMRを応用して生きた細胞の中でたんぱく質の構造や働きを調べる技術の開発に成功した。新薬開発などが期待される。
            【日経産業新聞 2009. 3. 5朝刊 11面】

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"L−058.九州大学は、マウスのES細胞から作った心筋細胞を使ってハート形の立体構造を作成し、培養液中で3日間拍動を続けることに成功した。再生医療への応用を目指す。
           【日経産業新聞 2009. 3. 5朝刊 11面】

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"L−064.産業技術総合研究所は、モンゼンイスアブラムシが、植物にできた傷を修復していることを突き止めた。住みかである虫こぶにできた穴を体液で修復するとともに、植物の再生を促す刺激を与えていた。 
             【毎日新聞 2009. 3. 7夕刊 14面】

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"L−066.信州大学と東邦大学は共同で、カタツムリは、性フェロモンだけでは相手を認識できず、交尾をして初めて同じ仲間であると気づくことを明らかにした。
            【毎日新聞 2009. 3. 8朝刊 22面】

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"L−077.鹿児島純心女子大学は、奄美群島以南に自生する桑の一種である「シマグワ」に、血糖値上昇を抑制する成分(1−デオキシノジリマイシン)が多く含まれていることを突き止めた。 
           【日本農業新聞 2009. 3.10朝刊 13面】

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"L−079.東京大学や独ケルン大学などは、ショウジョウバエの音や体の傾きを感じる仕組みに人間と共通点が多いことを解明した。人の脳をより深く理解する手がかりが見つかると期待される。 
             【毎日新聞 2009. 3.12朝刊 22面】

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"L−084.石川県農業総合研究センターは、水稲のもみ枯細菌病と苗立枯細菌病の両方を防除できるバクテリオファージを見いだした。種子消毒に化学農薬を使わない生物防除資材として期待。 
           【日本農業新聞 2009. 3.15朝刊  1面】






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