MICS NEWS Vol.9 Number 14
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

""K−078.岡山県農業総合センターは、ハウスで加温栽培する作物の品質向上と省エネに向け、葉の表面温度を画像で表すハンディータイプのサーモグラフィーの活用を開始した。品質のばらつきの原因がわかり、暑さ対策への活用になどにも有効。 
           【山陽新聞 2009. 2. 8朝刊  9面】

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"K−081.シスメックス(株)は大阪府立公衆衛生研究所と共同で、鳥インフルエンザウイルスを約10分で検出する簡易検査キットを開発した。H5N1型やH7型など複数の種類を検出可能。 
           【日経産業新聞 2009. 2.10朝刊 11面】
           【日本農業新聞 2009. 2.10朝刊 15面】

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"K−094.滋賀県農業技術振興センターは、LEDを活用し、従来より低い温度でバラを開花させて暖房を節約する技術の開発に取り組んでいる。赤と青の光を組み合わせることで、花芽の分化や生長を促進、低温下でも開花を促す技術が開発できると期待される。 
         【産経新聞(大阪) 2009. 2.17朝刊 27面】

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"K−095.富山県農林水産総合技術センター森林研究所は、花粉を出さない「無花粉スギ」を種子で増殖する技術を国内で初めて開発し、精英樹と掛け合わせても半分の確立で無花粉スギが得られる系統を育成した。2012年から3年間で約2万本を出荷する予定。
             【朝日新聞 2009. 2.17朝刊 34面】
             【読売新聞 2009. 2.17朝刊 32面】
         【毎日新聞(大阪) 2009. 2.17朝刊  1面】
             【産経新聞 2009. 2.17朝刊 25面】
         【産経新聞(大阪) 2009. 2.17朝刊 25面】
             【中日新聞 2009. 2.17朝刊 25面】
             【夕刊フジ 2009. 2.17朝刊  5面】
             【茨城新聞 2009. 2.17朝刊 21面】
             【北国新聞 2009. 2.17朝刊 27面】
            【北日本新聞 2009. 2.17朝刊  3面】
             【富山新聞 2009. 2.17朝刊 26面】
             【新潟日報 2009. 2.18夕刊  7面】
           【日本農業新聞 2009. 2.20朝刊 15面】

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"K−103.静岡大学などは、農林水産省の委託プロジェクト研究で、竹から効率良くバイオエタノールを作る技術を開発した。硬い竹を100分の1_単位の粉末にできる円盤ノコギリ装置を開発した浜松市の刃物工場も参画した。放置竹林の対策になると期待される。
             【朝日新聞 2009. 2.19夕刊 14面】

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"K−109.産業技術総合研究所は、タンパク質を大量生産する新技術を開発した。汎用材料を用いて変質したタンパク質の立体構造を整え、再利用できるようにする。企業と共同で5年程度での実用化を目指す。 
           【日経産業新聞 2009. 2.20朝刊  9面】

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"K−115.石川県農業総合研究センターは、「千石豆」に被害を与えるハダニ対策として、天敵である「ミヤコカブリダニ」を散布することが有効であることを突き止めた。無農薬の防除法として来期からの実用化を目指す。 
             【北国新聞 2009. 2.21夕刊  7面】

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"L−010.石川県農業総合研究センターは、食品残さ堆肥中の有機酸量などを測量して安全性を調べる腐熟度評価法と、慣行の培養法より迅速にチッ素成分を計量できる測定法を開発した。 
           【農業共済新聞 2009. 2.25   11面】

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"L−013.群馬県畜産試験場は茨城、栃木、千葉の各県畜産試験研究機関と共同で、黒毛和牛の去勢牛に米ぬかを添加した飼料の給与試験を実施。牛肉の柔らかさと香りが増し、うま味を引き出すオレイン酸の割合が高まった。 
           【日本農業新聞 2009. 2.26朝刊  8面】

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"L−023.近畿大学は、梅干し加工の副産物である梅酢から、ウメ果実に含まれるポリフェノールが安定して得られることを突き止めた。
             【紀伊民報 2009. 3. 1朝刊 13面】

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"L−026.玉川大学は、受粉用ミツバチにイチゴやナスの花の香りを記憶させ、訪花活動を促進させて受粉効率を高める方法を開発した。 
           【日本農業新聞 2009. 3. 3朝刊  1面】

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"L−040.岡山大学は、可逆的変性カチオン化タンパク質の化学修飾技術を確立した。遺伝子操作を一切行わず、タンパク質の発現や生成ができるとし、遺伝子組換えの代替技術として期待される。 
           【化学工業日報 2009. 3. 4朝刊 11面】
           【日刊工業新聞 2009. 3. 4朝刊 22面】
             【薬事日報 2009. 3. 6朝刊  3面】

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"L−047.東京大学は、フェロモンに反応したカイコガの脳から出る電気信号を処理し、ロボットの車輪を動かすことに成功した。麻薬探知ロボットなどの開発を目指す。
           【日本経済新聞 2009. 3. 2朝刊 12面】

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"L−055.LEDなどの人工光を利用した農業技術の開発が進み、生育調節機能や病害虫防除技術として期待されている。LEDによる炭そ病や灰色カビ病の軽減や害虫忌避、機能性成分向上、害虫の交尾や産卵抑制などの効果が見いだされている。
           【日本農業新聞 2009. 3. 3朝刊 12面】

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"L−059.米国イリノイ大学は、バイオ燃料の原料となるトウモロコシを大型化する技術に成功した。芽生えの時期にワックス状物質を生産する遺伝子の働きを強めると、葉や茎が大きく育ち、茎にたまる糖分が増加した。 
           【日経産業新聞 2009. 3. 5朝刊 11面】

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"L−072.日本製紙は、森林総合研究所が開発した無花粉スギ「爽春」を、独自の培養技術を活用した挿し木によって効率的に増殖することに成功した。  
           【化学工業日報 2009. 3.11朝刊  9面】
           【日刊工業新聞 2009. 3.11朝刊 11面】

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"L−075.長野県は、近赤外線脂肪酸測定装置を使い、牛肉の脂肪に含まれるオレイン酸含有率を尺度として牛肉のおいしさを科学的に認定する基準を導入する。
           【日本農業新聞 2009. 3.12朝刊 12面】

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"L−083.産業技術総合研究所と製品評価技術基盤機構で、JISの抗カビ試験用の2種類のカビが、50年以上前から入れ替わっていたことが判明した。 
             【朝日新聞 2009. 3.14朝刊 37面】

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"L−087.富山県立大学は、チューリップから、機能性プラスチック原料を製造することに成功した。抗菌作用のある花弁などからの抽出物に、同じくチューリップから取り出した酵素を加えて「チューリッパリン」を効率よく変換する技術を開発した。
             【日経産業新聞 2009. 3.13朝刊 10面】

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"L−096.埼玉県農林総合研究センターは、果実の鮮度保持に効果がある農薬登録申請中の薬剤「1−MCP」を短時間で簡単に使える技術を開発した。  
           【日本農業新聞 2009. 3.18朝刊 16面】
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