"F−035.北海道大学発ベンチャーのNERCは、木質バイオマスを燃料として電気や熱を供給する環境配慮型エンジンを開発した。2010年以降に農業分野などでの実用化を目指す。 【日経産業新聞 2008.9. 2朝刊 16面】 " "F−036.清水建設は日本道路と共同で、国内初となるダイオキシン汚染土壌を専門に処理する常設プラントを、神奈川県川崎市に建設する。独自に開発した洗浄技術などで、従来の方法よりも3割程度コストとを抑えることが可能。 【日経産業新聞 2008.9. 3朝刊 1面】 " "F−041.東洋建設は岡山県工業技術センターと共同で、微弱電圧で海水を殺菌する「TOYO・海水浄化システム」を開発した。従来の薬剤殺菌よりも、能力面やコスト面などで優れている。 【建設通信新聞 2008.9. 5朝刊 2面】 " "F−042.森林総合研究所は理化学研究所と共同で、スギ雄花から10463種類の完全長cDNA情報を解析し、データベース化したと発表。針葉樹では世界で初となる大規模収集に成功した。 【日経産業新聞 2008.9.10朝刊 13面】 【化学工業日報 2008.9.12朝刊 12面】 " "F−043.国立環境研究所は、地球温暖化の影響をより適切に予測できる新たな気候モデルを構築した。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が2013年にまとめる予定の第5次評価報告書への貢献にも期待。 【環境新聞 2008.9. 3 1面】 " "F−046.1970年代に、国の指導で各都道府県が地下に埋設した有害農薬の最終処理が、補助金の廃止などによって一部の地域で難航しており、未処理となっているところがある。 【朝日新聞 2008.9. 5朝刊 35面】 " "F−047.茨城県水産試験場は、水深5メート以上の岩場に魚介類を呼び戻すため、鉄鋼スラグを原料とした増殖具を使い、藻場の再生に取り組んでいる。 【朝日新聞 2008.9. 6朝刊 26面】 " "F−050.佐賀県など九州北部地方では、地球温暖化の影響で冬の気温が上がっていることなどにより、ハウス栽培されているナシに「眠り症」の被害が出始めている。 【産経新聞 2008.9. 8朝刊 2面】 " "F−054.首都大学東京は、磁気を持つ「ジルコニウムフェライト」の微粒子を吸着剤として使って、排水中のリンを99%以上除去できる技術を開発した。今後、下水道処理施設への導入を目指す。 【日経産業新聞 2008.9. 9朝刊 9面】 " "F−057.農林水産省が発表した、家庭での食品の廃棄や食べ残しなどの割合を示す2007年度「食品ロス率」は、前年度より0.1ポイント増え、3.8%となった。石川県立大学などがゴミ集積所で調査した結果でも、家庭の食品廃棄物の40%は食べられるもので、28%が手つかずの食品だった。 【日経ネット 2008.9. 2 】 【日本農業新聞 2008.9. 7朝刊 2面】 【茨城新聞 2008.9. 8朝刊 5面】 【産経新聞(大阪) 2008.9.11夕刊 7面】 " "F−062.長野県の「循環型エコ農畜産物事業化研究会」は、食品残さや収穫後のトウモロコシの茎などを餌とし、ふん尿は肥料とするなど豚の循環型飼育に取り組んでいる。「エコ豚」として特産化を目指す。 【日本農業新聞 2008.9. 7朝刊 1面】 " "F−070.日本土壌肥料学会が名古屋市で開催され、肥料価格高騰を背景に、下水汚泥や家畜ふん尿からの回収リンの肥効特性に関連する発表が複数あった。 【日本農業新聞 2008.9.10朝刊 14面】 " "F−073.農林水産・経済産業・環境の3省は、10月1日に施行される「農林漁業バイオ燃料法」に基づいて、バイオ燃料の原材料として農林水産物の利用を促進するための基本方針を固めた。 【日刊工業新聞 2008.9.10朝刊 13面】 " "F−077.文部科学省は、独立行政法人酒類総合研究所に対し、遺伝子組換え酵母を使った酒の発酵試験で、容器の洗浄液を滅菌せずに下水に流すなど遺伝子組換え生物使用規則法違反があったとして、文書で厳重注意を行った。 【中国新聞 2008.9.10朝刊 28面】 " "F−081.北海道立工業試験場などは、熱交換器を利用して、搾乳直後の牛乳の熱を温水などに活用するシステムを開発した。光熱水費などの経費削減効果に期待。 【北海道新聞 2008.9.11朝刊 9面】 " "F−089.農林水産省は、バイオ燃料の国際的な基準づくりに向け、学者や民間のバイオ燃料担当者などで構成する有識者会議「国際バイオ燃料基準検討会議」を新設する。 【日本経済新聞 2008.9.12朝刊 5面】 " "F−091.農林水産省は、営農中の田畑に温室効果ガスをいかに効率よく吸収させることができるかなどについて調査するモデル事業を、2009年度から実施する。 【フジサンケイビジネスアイ 2008.9.15朝刊 6面】 " "F−099.東京大学は、コンクリート廃材を粉末にして下水中のリンを回収し、回収したリンは肥料などとして再利用できる技術を開発した。2・3年以内の実用化を目指す。 【日経産業新聞 2008.9.17朝刊 11面】 " "F−107.筑波大学は、わずかな電力で水を電気分解して酸素を発生させ、貯水池や湖沼の水質汚染を解消する水質浄化システムを開発した。企業との実証試験に着手し早期実用化を目指す。 【日本経済新聞 2008.9.18朝刊 39面】 " "F−108.産業技術総合研究所は、赤外線を反射し光の透過率は80%を保ったままで、熱を半分以下に抑えるフィルムを開発したと発表。冷暖房エネルギーの抑制など省エネ技術として期待。 【日経産業新聞 2008.9.18朝刊 11面】 " "F−112.農研機構北海道農業研究センターは、パワーショベルとホイルローダーに装着して、牛などの排せつ物の脱水と切り返しの作業が容易に行える「堆肥切り返し用バケット」を開発した。 【日本農業新聞 2008.9.20朝刊 12面】 |
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