MICS NEWS Vol.6 Number 4  
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

"F−094.農業生物研究機構・東北農業研究センターが育成した、豆乳にしても青臭さやえぐ味が少ない大豆が15日、「きぬさやか」の名称で命名登録。青臭さの原因となるリポキシゲナーゼと、えぐ味の原因となるグループAアセチルサポニンの双方がない大豆は国内で初めて。
    (日本農業新聞   2005. 9.16  1面)

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"F−105.健康ブームで話題の発芽用玄米の新品種「あゆのひかり」を、中央農研北陸研究センターが開発、15日、農水省から命名登録された。発芽玄米に含まれるγーアミノ酪酸「GABA(ギャバ)」含有量はコシヒカリの約3倍。
    (新潟日報     2005. 9.17  5面)

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"F−111.久原本家は、廃棄ネギを再利用した機能性の高いうまみ調味料の開発に乗り出す。すでにネギの有用成分を抽出する技術を確立、抽出成分をラットに投与した実験では、血糖やコレステロ−ルの値が改善。
    (日刊工業新聞   2005. 9.19 19面)

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"F−138.ビジョンバイオは、コメの品種を判別するデオキシリボ酸(DNA)検査セットを発売。日本での生産量が多いコメ20品種に対応。
           (日刊工業新聞   2005. 9.23 12面)

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"F−164.日本企業が世界の健康素材市場で存在感を高めている。世界的ブームとなったコエンザイムQ10(CoQ10)では旭化成ファーマが2006年度にも生産能力を倍増するほか、カネカは来春にも米国工場を稼働。CoQ10は日本勢4社が世界市場をほぼ独占。
    (日経産業新聞   2005. 9.27  1面)

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"F−166.ニッコーは石川県工業試験場、昭和ゴムと共同でゴム状の電波吸収シートを開発。壁や床に施工することで、室内の余分な電波を除去し、ICタグや無線LANなどの誤作動を防止できる。通信環境が複雑なIT企業のオフィスや病院での拡大需要を見込み、10月から販売開始。
           (北国新聞     2005. 9.27  2面)

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"G−006.北海道・阿寒湖のザリガニを地元漁協が特産物で売り込んでいる。商品名は「レイクロブスター」。フランス料理の食材として有名レストランからの注文が舞い込む人気。生態系に悪影響を及ぼす外来種で地元では悪役だったが、おしゃれな名前でおいしく変身させた。
           (朝日新聞(夕刊) 2005.10. 1 14面)

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"G−068.島津製作所は6日、DNAを血液から抽出・精製せずに遺伝子を増幅できる試薬「アンプダイレクトプラス」を発売。動植物の血液や体液のほか、組織や培養した細胞・細菌など様々な検体から目的の遺伝子を増幅できる。
           (日経産業新聞   2005.10. 7 11面)
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