MICS NEWS Vol.5 Number 12  
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

"A−004.米ワシントン大学は、菜食主義の人は骨粗鬆症になりやすいとの説を否定する調査結果を発表。
    (東京新聞   2005. 3.30  7面)

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"A−015.北海道大学は30日、人獣共通感染症を専門に扱う機関「人獣共通感染症リサーチセンター」を4月1日に発足させると発表。
    (日本農業新聞 2005. 3.31 19面)

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"K−117.NECは、ナノテクノロジーを利用して作ったバイオチップを使い、ガンなどの病気に関係しているタンパク質の有無を1時間で解析、病気を素早く診断できる技術を開発。
    (日本経済新聞 2005. 2.18 17面)

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"K−118.東北大学は17日、虫歯治療で削った部分に歯の主成分ハイドロキシアパタイトの微粒子を高速で吹き付け、元の歯と同様に白いエナメル質に修復することに成功。金属や樹脂を埋め込む治療法に比べ密着度が高く、経年劣化も少ないという。
    (産経新聞   2005. 2.18 30面)

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"K−121.農林水産省所管の独立行政法人が取り組んでいる、食べたり飲んだりするだけで花粉症対策になるコメや茶の研究について紹介。
    (日本経済新聞 2005. 2.19夕10面)

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"K−126.崇城大学は、麦焼酎の搾りかすにシミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きがあることを確認した。これまでに、麦焼酎の搾りかすエキスに、がん細胞の増殖を抑制する効果があることも確認している。
    (茨城新聞   2005. 2.20 21面)

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"K−139.国立感染症研究所は、昨年2月に高病原性鳥インフルエンザで鶏が大量死した京都府の浅田農産船井農場付近で採取したハエから、鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が見つかったと発表。
      (朝日新聞   2005. 2.24 38面)
      (東京新聞   2005. 2.23 29面)

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"L−049.東京大学は、治療が難しい「乳児白血病」が起きる仕組みを解明。原因遺伝子だけでは発病せず、細胞の増殖を促す遺伝子の変異が関与していることを突き止めた。
      (毎日新聞  2005. 3. 5  3面)

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"L−051.山田養蜂場は、ローヤルゼリーを継続的に食べることでインスリン抵抗性が弱まることを、ラットを使った実験で明らかにした。生活習慣病の一つである糖尿病の予防などに活用できると期待される。
    (科学新聞   2005. 3. 4  8面)

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"L−055.鹿児島大学病院納光弘教授は、自らを実験台に痛風とビールの因果関係を研究、昨年11月に「痛風はビールを飲みながらでも治る!」を出版。実用書では異例の売れ行きで2月までに4万部を超えた。教授の場合、1日750ミリリットルまでならむしろ痛風に悪いストレスを緩和し、尿酸血も下がったという。
      (毎日新聞   2005. 3. 7夕 9面)

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"L−065.米コーネル大学は、リンゴを毎日食べると乳ガンの発生リスクが低下する可能性があることをマウスを使った実験で確認。リンゴに含まれる抗酸化物質が、細胞を破壊するフリーラジカルを一掃するためという。
    (日経産業新聞 2005. 3. 9  8面)
    (日本農業新聞 2005. 3.20  1面)

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"L−085.スギ花粉のエキスを注射する「減感作療法」を受けた小児患者の約76%は、治療から15年以上経過しても効果が見られることが、厚生労働省研究班の調査で判明。
      (東京新聞   2005. 3.10  3面)

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"L−088.愛知診断技術振興財団は、指先から採った血液1滴のデータを携帯電話でメール送信するだけで、総コレステロールなどの数値が15分以内で分かる診断キット「Jドット」を開発。年内に商品化する予定で、1回の検査費用は7000円前後という。
       (毎日新聞   2005. 3.10 27面)

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"L−094.国立感染症研究所は12日までに、新型インフルエンザ対策として、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)から新しい予防ワクチンを開発、感染防御効果を動物で確認した。
    (茨城新聞   2005. 3.13  1面)
    (日本経済新聞 2005. 3.13 38面)
    (東京新聞   2005. 3.13  1面)
      (日本農業新聞 2005. 3.15 17面)

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"L−117.千葉大学とアサヒビールは17日、ビールのホップから抽出したポリフェノールに、胃かいよう原因とされるピロリ菌の毒素を無毒化する効果があることを確認。
    (日経産業新聞 2005. 3.18 13面)

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"L−118.国際科学振興財団は吉本興業の協力を得て行った実験で、笑いが食後の血糖値上昇を抑えるとの結果を発表。笑うと発現が増える遺伝子が関与している可能性があるという。
    (茨城新聞   2005. 3.18 21面)

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"L−140.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構野菜茶業研究所は、花粉症などの症状を抑える効果があると注目されているお茶「べにふうき」の栽培・加工マニュアルを17日から、インターネットで一般に公開を始めた。
      (朝日新聞   2005. 3.18 38面)
      (読売新聞   2005. 3.21 36面)

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"L−142.東芝コンシューママーケティングは、血圧や心電図などのデータを自宅からインターネットで送信して、医師が健康状態を診断する「ネット健診」サービスを4月1日から始める。同社が販売する電子血圧計などの機器を購入することが条件だが、病院に通う時間のない人でも生活習慣病への対策が可能になる。
    (朝日新聞   2005. 3.18 13面)

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"L−151.東京医科歯科大学は、骨をつくる細胞の中に骨の形成を妨害する物質があることを、マウス実験で突き止めた。この物質の働きを抑制することで、骨粗鬆症の新しい治療法の開発も可能になると期待される。
    (東京新聞   2005. 3.22  3面)

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"L−152.理化学研究所は、アルツハイマー病の原因となるタンパク質「ベータアミロイド」が脳内に蓄積しすぎないよう、分解する酵素を助ける物質を発見したと発表。
    (産経新聞   2005. 3.21 30面)
    (毎日新聞   2005. 3.19 19面)

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"L−155.日本原子力研究所高崎研究所は、重イオン粒子の照射でがん細胞にうまく当たらなかった場合でも、照射を受けた周辺の細胞にも効果が伝わり、がん細胞の増殖が抑制されることを動物実験で確認。
    (朝日新聞   2005. 3.23 22面)

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"L−173.大阪大学は、花粉症やリウマチなど免疫アレルギー疾患を左右する、免疫関連タンパク質を突き止めた。
      (日経産業新聞 2005. 3.24  9面)

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