MICS NEWS Vol.5 Number 12   
        1.食品機能  … 機能の発見、製品化 etc. …

"K−113.カネボウ化粧品は17日、オリーブ果汁に紫外線から肌を守る効果があることを確認したと発表。肌に塗ると皮脂の酸化を抑え、飲んだ場合は炎症が起きにくくなるという。4月には化粧品や健康食品として商品化の予定。
    (日経産業新聞 2005. 2.18  7面)

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"K−126.崇城大学は、麦焼酎の搾りかすにシミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きがあることを確認した。これまでに、麦焼酎の搾りかすエキスに、がん細胞の増殖を抑制する効果があることも確認している。
    (茨城新聞   2005. 2.20 21面)

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"L−001.金沢大学は、スギヒラタケに赤血球や白血球を破壊して急性の貧血を起こす、毒性物質が含まれていることを動物実験で突き止めた。
    (産経新聞   2005. 2.23 30面)
    (日本経済新聞 2005. 2.22夕18面)

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"L−002.明治製菓は、赤シソの成分「ロスマリン酸」に花粉症改善効果があることを確認したと発表。
    (日経産業新聞 2005. 2.24 22面)

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"L−051.山田養蜂場は、ローヤルゼリーを継続的に食べることでインスリン抵抗性が弱まることを、ラットを使った実験で明らかにした。生活習慣病の一つである糖尿病の予防などに活用できると期待される。
    (科学新聞   2005. 3. 4  8面)

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"L−065.米コーネル大学は、リンゴを毎日食べると乳ガンの発生リスクが低下する可能性があることをマウスを使った実験で確認。リンゴに含まれる抗酸化物質が、細胞を破壊するフリーラジカルを一掃するためという。
    (日経産業新聞 2005. 3. 9  8面)
    (日本農業新聞 2005. 3.20  1面)

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"L−103.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構九州沖縄農業研究センターは14日、加齢による目の病気を予防するルテインが、サツマイモの葉に多く含まれていることを明らかにした。また、同センターが育成した「すいおう」にはルテインが多く含まれ、ケールとほぼ同水準でホウレンソウの約2倍含まれている。
      (日本農業新聞 2005. 3.15 17面)
      (熊本日日新聞 2005. 3.15  7面)
      (西日本新聞  2005. 3.15 37面)
      (読売新聞   2005. 3.15 37面)
      (日本経済新聞 2005. 3.15 35面)
      (日本農業新聞 2005. 3.16  1面)
      (南日本新聞  2005. 3.16  8面)"


"L−104.厚生労働省研究班は、食用キノコ「スギヒラタケ」を食べて急性脳症が多発した問題で、キノコに含まれるタンパク質の一種が原因の可能性が高いとしている。江口文陽高崎健康福祉大学教授は、腎臓などの臓器に障害を起こすタンパク質とみている。
    (毎日新聞   2005. 3.15 31面)

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"L−117.千葉大学とアサヒビールは17日、ビールのホップから抽出したポリフェノールに、胃かいよう原因とされるピロリ菌の毒素を無毒化する効果があることを確認。
    (日経産業新聞 2005. 3.18 13面)

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"L−132.(独)農業生物資源研究所は、遺伝子組み換え技術を使い、食べるだけでスギ花粉症の症状を抑える「花粉症緩和米」を開発。なぜ食べるだけで花粉症が抑えられるのか、そのメカニズムについて紹介。
      (日本農業新聞 2005. 3.16 18面)

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"L−166.雪印乳業は(独)農業・生物系特定産業技術研究機構畜産草地研究所、(独)農業生物資源研究所と共同で、チーズ製造に使う乳酸菌の機能性をテーマに「花粉症やアトピー性皮膚炎などを引き起こす免疫機能のバランスの崩れを改善する作用について」、30日開かれる日本農芸化学学会で発表をする。
    (日刊工業新聞 2005. 3.24 33面)

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"A−001.薩摩酒造(枕崎市)は、サツマイモ(すいおう)の葉、茎を粉末化した飲料を発売開始。すいおうの葉には眼病予防効果があるとされる、ルテインが豊富に含まれている。
    (南日本新聞  2005. 3.28  7面)

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"A−002.カルピスは、乳酸菌ラクトバチルス・ヘルベティカスCM4株の全ゲノム配列を、世界で初めて解読したと発表。また、同菌株を使った発酵乳に、睡眠に関するホルモンとして知られるメラトニン量や、皮膚の保湿成分を増やす機能があることを解明。
    (化学工業日報 2005. 3.30  1面)
    (日経産業新聞 2005. 3.30 22面)

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"A−007.マルトモは愛媛大学と共同で、クラゲのコラーゲンから免疫増強活性が確認されたと発表。
      (日刊水産経済新聞 2005. 3.25  8面)

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