"I−029.米ハーバード大学は、塩水を感染者の口に噴霧することで、SARSやインフルエンザなどの感染拡大を抑えられるとの研究結果を、米科学アカデミー紀要に発表。食塩水が肺や気管の粘膜を潤した結果、口から吐き出される粘液などが大きな水滴になり、微小な飛沫ができにくくなるという。 (朝日新聞 2004.12. 1夕22面) " "I−035.慶応義塾大学は、ぜんそくやアトピー性皮膚炎などの原因となるアレルゲンを、色の変化で簡単に検出できる技術を開発。 (日経産業新聞 2004.12. 2 9面) (日刊工業新聞 2004.12. 3 26面) " "I−051.オリンパスは、のみ込むだけで消化器官の観察ができるカプセル内視鏡を開発、06年中にも実用化すると発表。従来の管を挿入する内視鏡に比べ、患者の負担が軽減される。 (毎日新聞 2004.12. 5 2面) (朝日新聞 2004.12. 4 2面) " "I−061.ライオンは6日、生まれつき数が決まっていて年齢とともに減っていくとされる毛根を、血管の形成を促すエフリンというタンパク質が、毛根の数を増やす作用があることをマウスを使った実験で突き止めた。 (毎日新聞 2004.12. 7 3面) (産経新聞 2004.12. 7 29面) " "I−064.(独)農業生物資源研究所が、コメを食べるだけでスギ花粉症を予防する効果があるという遺伝子組み換えイネの屋外栽培を、来春、研究所内の圃場で行う計画であることが分かった。既に、農林水産、環境両省に栽培申請を出しており、今後審査されるという。 (産経新聞 2004.12. 7 27面) " "I−067.森永乳業は6日、ビフィズス菌「BB536」に花粉症症状の改善効果があることを発見。05年2月8日に「BB536ヨーグルト」として発売する。 (日経産業新聞 2004.12. 7 19面) (化学工業日報 2004.12. 7 6面) (日刊工業新聞 2004.12. 7 30面) (日本農業新聞 2004.12. 8 5面) " "I−068.ノリタケカンパニーリミテドは6日、SARSウイルスを酸化チタン光触媒効果で不活化できることを実証したと発表。 (化学工業日報 2004.12. 7 1面) (日刊工業新聞 2004.12. 7 13面) " "I−079.米シカゴ大学とスタンフォード大学などの研究チームは、睡眠不足が肥満につながる傾向があるのは、食欲を高めるホルモンの分泌が増え、エネルギー消費を促すホルモンが減ることが原因であることを実証。 (日本農業新聞 2004.12. 8 17面) " "I−096.森永乳業は、ビフィズス菌BB536の花粉症改善効果について検証。調査は、花粉症の男女40名にBB536と乳酸菌のみのヨーグルトを2グループに分け、14週にわたって1日2個を毎日食べてもらったところ、BB536を食べた人は、目の症状と鼻のかゆみで著しい改善効果が認められた。 (薬事日報 2004.12.15 6面) (食品新聞 2004.12.13 4面) " "I−099.沖電気は、無線技術を活用した健康管理システムを開発。患者の腰などに名刺大の無線装置をつけ、センサーで心拍数や血圧などを常時測定して異常を感知すると離れた場所にいる、医者や看護師がもっている端末機に情報を送信する。 (朝日新聞 2004.12.14 11面) " "I−112.(独)森林総合研究所は、スギの培養細胞から効率的に不定胚を得る技術を開発。クローンスギを大量に生産することが可能になり、遺伝子組み換えを利用することで、花粉症を起こさない新品種の開発につながる。 (日本農業新聞 2004.12.15 12面) " "I−115.クラレは、アトピー性皮膚炎などが引き起こす皮膚のかゆみ対策の布地を開発。ポリエステルの2倍の速度で、熱や水分を吸収して外に放出することで、かゆみの要因を防ぐ。 (朝日新聞 2004.12.15 12面) " "I−133.厚生労働省は18日、今年2月、京都府丹波町の浅田農産船井農場で鳥インフルエンザが発生した際、鶏舎の消毒作業に当たった関係者ら5人から抗体が見つかり、うち元従業員1人については感染した可能性がかなり高いとの認識を示した。 (毎日新聞 2004.12.19 1面) (産経新聞 2004.12.19 29面) (朝日新聞 2004.12.19 40面) |
|
もどる
(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved