”E−033.森林総合研究所と東京大学生産技術研究所などは共同で、衛生画像とレーザー計測からアマゾンに密集する樹木の高さが分かる地図を作製する方法を開発。地上で調査しなくても樹木の高さから森林の二酸化炭素の蓄積量が分かるので、地球温暖化防止に必要な情報をすぐに提供が可能。1万枚を超える衛星画像と270万点以上の宇宙からの三次元(3D)レーザー計測の結果を機械学習で結合するプログラムを開発した成果という。 【日刊工業新聞 2015.8.10朝刊 10面】 【日刊工業新聞 2015.8.13朝刊 15面】“ ”F−002.宮崎大学は、宮崎県で2010年に牛や豚約30万頭が殺処分された家畜伝染病・口蹄疫の惨禍を教訓として、口蹄疫の発生時に感染が広がる範囲を予測するコンピュータープログラムを開発。ワクチンを接種した場合の防疫効果も推測でき、情報は行政機関に提供して被害拡大防止につなげるという。 【西日本新聞 2015.8.28朝刊 1面】“ ”F−039.香港大学は、世界各地に散らばるアリの生息地を示した地図をインターネット上に公開。アリの生態に迫るこうした試みは世界初で、1万5000種近くに上るアリの生息地を掲示。地図は香港大学と沖縄科学技術大学院大学が共同プロジェクトとして、4年をかけて作製。在来種と外来種に分類し、新種が発見されるたびに更新されるという。在来種が最も多かったのはオーストラリア東部のクイーンズランド州で1400種を超える。 【日経産業新聞 2015.9.16朝刊 9面】“ ”F−051.農研機構果樹研究所は、同研究所のホームページ内に、ブドウ「シャインマスカット」のWebページを開設。品種特性、栽培方法、貯蔵方法など、同研究所や公立研究機関の研究成果をまとめた。消費者にも役立つよう産地や加工品も紹介。2006年に種苗登録されて以降、種なしで皮ごと食べられる特徴が消費者の支持を受け、栽培面積が大幅に増えているにもかかわらず青果市場で高単価を維持している。一層の生産拡大を進める為Webページを開設したという。 【日本農業新聞 2015.9.23朝刊 12面】“ |
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