MICS NEWS Vol.16 Number 4
  
           2.食の安全
             


”E−034.岡山大学は、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムに汚染された畑などに、硫酸塩の一種「中和シュベルトマナイト」を混ぜると、土壌から農作物へ移行、吸収されるセシウムの量を半減させられることを発見した。原発事故により、耕作ができなくなった土地などで活用できるようにしたい、としている。
  【日本経済新聞 2015.8.10朝刊 30面】
【茨城新聞 2015.8.10朝刊 21面】“


”E−057.四国電力グループの四国総合研究所は、人間には見えない近赤外光を野菜に短い間当てることで、鮮度を長く保つ技術を実用化。レタスなどの葉菜類、ナスなどの果菜類は時間が経過しても水分が抜けにくくなって棚持ちが良くなり、遠方へも運送できる。技術は「IRフレッシュ」と名付け、機器の商品化を進めているという。
  【日本農業新聞 2015.8.21朝刊 1面】“


”E−064.日本気象協会は、まだ食べられる総菜や加工食品等が売れずに廃棄される「食品ロス」を減らそうと、天気予報などをもとに食品の売れ行きを予測し、民間企業に提供する取り組みを開始する。効率的な生産や売れ残りの削減につながる効果が期待できる。日本気象協会などは、17年をめどに、「売れ行き予測」の本格運用を始めたい考えで、希望する企業に対し、予測情報を有償で提供する計画という。 
【読売新聞 2015.8.26朝刊 10面】“









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