”C−010.東京工業大学は、ゲノム解析で広く使用されているDNAの塩基配列の相同性検索が従来より200倍以上のスピードで実行できるソフトウエア「GHOSTZ」を開発。解析によって新たに決定できたDNA配列を、既知の配列を登録したデータベースと比較し類似配列を見つけ出せるという。膨大なデータ処理を必要とする海洋や土壌から多様な微生物を調査するメタゲノム解析などに威力を発揮することが見込まれている。 【化学工業日報 2015.5.27朝刊 7面】“ ”C−027.水産総合研究センターは、このほど、対象海域を東シナ海まで拡張した「拡張版日本海海況予測システムJADE2」を新たに構築し、運用を開始。現在までの海況を高精度に再現するとともに、3カ月先までの予測計算が可能。スルメイカやマアジの変動要因の解明や漁況予測、大型クラゲの来遊予測などに活用するという。 【日刊水産経済新聞 2015.6.5朝刊 8面】“ ”C−028.千葉県農林総合研究センターは、農作物に被害をもたらす病害虫の発生時期を予測し効果的な農薬散布につなげる「病害虫発生予測システム」を、全国に先駆けて開発し、農業関係者に無償で提供。病害虫の生態や発生する気象要因との関係を詳細に調査した結果に基づき、パソコンを使い誰でも簡単に適切な薬剤散布時期を判断できるという。農薬使用量の低減も期待でき、千葉県は、生産者へ広く利用を呼び掛けている。 【千葉日報 2015.6.6朝刊 1面】“ |
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