MICS NEWS Vol.16 Number 1
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

”L−034.畜産環境整備機構は、放射性セシウムが暫定許容値以下の堆肥使っても作物への移行は問題にならず、むしろ地力の回復につながることを発表。同機構が福島県内で2012年度から3年間取り組んだ試験成果を発表。東京電力福島第1原子力発電事故の後、家畜排泄物由来の堆肥から放射性セシウムの検出が相次ぎ、農水省は暫定許容値として1キロ400ベクレル以下の利用を認可した。 
【日本農業新聞 2015.3.14朝刊 15面】“


”L−042.農研機構生物系特定産業技術研究支援センターは、堆肥の製造過程で発生する臭気を脱臭する微生物制御型装置を開発。生研センターが過去に開発した成果を活用したもので、脱臭機能を維持しながら個別の農業生産者でも導入できるよう小型化を実現。今後は運転方法などを検討し実用化を目指して行く。 
【化学工業日報 2015.3.19朝刊 6面】“


”A−010.東京都農林総合研究センターは、畜産廃水に含まれるリンを回収する技術を開発。独自のリン資源装置を利用したもので、廃水1立方メートルから10グラムのリンを回収できたという。リン回収と同時に水質浄化も同時に実現でき、下水道に放流する際に必要となる希釈水の使用量も削減でき、畜産農家の経費削減も期待できる。 
【化学工業日報 2015.4.1朝刊 7面】“








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