”G−045.滋賀医科大学と口腔ケアメーカーのサンスターは、玄米と大豆、野菜を中心とした献立「玄米菜食」が歯周病予防に効果があることを明かした。食物繊維の多い食物は、よくかむため唾液が多く出て食べかすを洗い流す効果があり、歯周ポケットに残さが入り込みにくく予防につながる。これまで加齢や喫煙習慣、糖尿病と関係があることは分かっていたが、予防効果のある食べ物や献立は確立してはいなかった。 【日本農業新聞 2014.10.20朝刊 11面】“ ”H−019.農研機構・北海道農業研究センターは、血液をサラサラにする効果があるとされる機能性成分「ケルセチン」を多く含むタマネギ新品種「クエルゴールド」を育成したと発表。ケルセチン既存の主力品種の1.6倍ほど含み、機能性農産物としての需要を見込んでいる。北日本の春まき品種として普及を目指すという。 【日本農業新聞 2014.11.6朝刊 1面】 【産経新聞 2014.11.9朝刊 28面】 ”H−021.栃木県は、二条大麦の新品種「HQ10]を開発。大麦に含まれる酵素の力が強く、でんぷんを分解して麦芽糖をつくる量が従来品の倍になる。餅や和菓子が硬くなるのを防ぐための老化防止剤などの原料として供給する予定。11月中旬に栃木市の一部地域で種まきを開始し、5月下旬以降に収穫する計画。栃木県産の品種「スカイゴールデン」(母)に二条大麦系統(父)を交配。ビール麦の品種開発中に発見した。 【日本経済新聞 2014.11.6朝刊 35面】“ ”H−035.JA愛知厚生連足助病院などの研究グループは、発芽玄米がメタボリック症候群の改善に役立つことを研究で明らかにした。肥満ぎみの糖尿病予備軍に食べ続けてもらったところ、肝機能が改善し内臓脂肪が減少。発芽玄米に多く含まれる成分ギャバ(γアミノ酪酸)が影響しているとみられており、13日から日本農村医学会学術総会で発表する。 【日本農業新聞 2014.11.13朝刊 1面】“ |
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