MICS NEWS Vol.15 Number 4
  
        10.その他
      

”D−017.京都大学は、多孔性金属錯体(PCP)をもちいて水滴を弾く撥水機能を持ち、水蒸気や有機分子を取り込める多孔性構造体を開発。汚れを防ぐ効果があるため、汚染物質の除去やメタノールなどエネルギーを貯蔵する分子の合成で応用につながると期待されている。 
           【日刊工業新聞 2014.6.30朝刊 23面】“


”D−022.理化学研究所と東京大学は共同研究で、中性の水から電子を取り出す人工マンガン触媒を開発。従来、中性環境で水から電子を取り出すのは難しく、水を電資源とする燃料の製造に役立つと期待されている。水分子は、自然界に豊富に存在する電資源で、植物は、マンガンを含む酵素(生体マンガン酵素)を触媒に電子を取り出し、光合成を行うという。研究成果は30日の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に掲載。
             【日刊工業新聞 2014.7.1朝刊 19面】
              【化学工業日報 2014.7.1朝刊 2面】“





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