”M−012.農研機構畜産草地研究所は、スマートフォンを使ったホールクロップサイレージ(WCS)の生産履歴管理アプリケーションソフトを開発。圃場で作業内容を入力でき、収穫・調整時には携帯型プリンターを使用して、稲WCSの生産情報を印字したラベルシールが作成可能。ラベル貼付で在庫管理や畜産農家への生産情報伝えやすくなる。2014年度は農家で試験を行い、15年度内の実用化を目指している。 【日本農業新聞 2014.3.19朝刊 16面】“ ”M−009.農業機械メーカーのヤンマーが大規模農家を対象に4月から始める「土壌診断事業」が農業関係者らから注目されている。土地に含まれる化学成分や虫の有無などを分析し、農家に数値データなどを提供して品質や収穫量のアップにつながるアドバイスを行う。勘と経験に頼った旧来型の農業から、科学的な手法を活用し、消費者の需要と農家をつなぐ農業への転換について探る。 【日経産業新聞 2014.3.19朝刊 11面】“ ”M−015.農研機構・中央農業総合研究センターは、畑作で土壌中のリン酸含量を、市販資材を使ってい低コストで測定できる手法を開発。測定値を基に施設キュウリでリン酸の基肥の可否を判断する指標を策定する。同センターホームページ上「施設キュウリ栽培でのリン酸減肥マニュアル」として公開されている。 【日本農業新聞 2014.3.20朝刊 14面】 ”A−036.農水省は、試験研究機関の近年の研究成果のうち、早急に生産現場に普及すべき重要な技術を選び「農業新技術2014」として公表。水稲、大豆作の新たな難防除雑草対策技術や飼育用トウモロコシの高速不耕起播種機など4つの技術を盛り込んでいる。 【日本農業新聞 2014.3.28朝刊 18面】 【化学工業日報 2014.3.31朝刊 7面】“ ”A−052.青森県産業技術センター水産総合研究所は、海洋研究開発機構などと共同開発を進めているアカイカの漁場探索モデルが、成果を上げつつあるとしている。水温や潮流などの海洋環境を基に予測した漁場形成海域と同研究所が行った漁獲調査を照合したところ、予測海域と漁場形成海域がほぼ合致。同研究所などは予測海域をさらに絞り込み高精度の漁場探索モデルを構築し将来的な実用化を目指している。 【東奥日報 2014.4.7朝刊 2面】“ ”A−059.農林水産省は、米の生産コスト低減や高収益化に役立つ58技術をまとめた「担い手農家の経営革新に資する稲作技術カタログ」を作成したと発表。同省のホームページで公開。 【農業共済新聞 2014.4.9朝刊 15面】“ ”A−087.和歌山県果樹試験場は、アメダスデータと連動して各ミカン園地に相当する50メートルメッシュで、気温を推定する数式を開発し、「50メートルメッシュ気温推定図」を作成。さらに10日以上前に開花日を簡易に予測する数式も求め、JAありだ管内の温州ミカンの開花予測図を今秋からホームページで公開。農家は園地ごとの気温を測定しなくても開花日を知る事で害虫の防除適期が分かるなど、農作業計画の立案に活用できる。 【日本農業新聞 2014.4.24朝刊 1面】“ |
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