MICS NEWS Vol.14 Number 11  
        8.データベース ・ソフト 

             

”L−017.農水省はNTTドコモや富士通、情報通信研究機構などと共同で、27日に「情報工学との連係による農林水産分野の情報インフラの構築」研究戦略検討会を立ち上げ、スマホや料理レシピサイトを介した人気メニューに関し、それに使う珍しい野菜を栽培したり、消費者が欲しい時期に農作物を計画生産、出荷するなどのIT活用法を研究する。3月末に研究戦略を取りまとめ、4月以降の具体的な産学官連携研究に繋げる。 
【日刊工業新聞 2014.2.25朝刊 17面】“


”L−018.製品評価技術基盤機構は、キーワードを入力するだけで、その機能を持つと推定される微生物を検索できるユニークなデータベースシステム「MiFup(ミファップ)」を構築。ゲノムに関わる専門知識がなくても手軽に微生物を絞り込め、産業利用を目的とする研究開発を促進するのに役立てられる。バイオ分野に興味がある研究者に向けバイオテクノロジーセンターのウェブサイトで25日から公開。
  【化学工業日報 2014.2.25朝刊 6面】“


”L−051.千葉県農林総合研究センターは、県が野菜向けに開発した施肥設計支援システムを稲作に応用。環境に優しい米づくりを進める際の適切な肥料設計を明示。化学肥料を一定量、堆肥に置き換えても、安定した収量をえられ、県では化学肥料を減らした稲作を広げる。千葉県では化学合成農薬と化学肥料を慣行の半分以下で栽培した農産物を「ちばエコ農産物」として認証を行っている。 
【日本農業新聞 2014.3.8朝刊 14面】“


”L−053.理化学研究所は、6000以上のゲノム解析データを簡単に閲覧・比較できるシステム「ZENBU(ゼンブ)」を開発。インターネット上で無料公開している。計算科学などの技術を持たない医学研究者でも活用でき、研究者が個別に解析したゲノムの情報と、過去に蓄積された膨大な情報を比較することで新たな研究テーマの創出にも結び付く。米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジー電子版に掲載されている。
  【日刊工業新聞 2014.3.11朝刊 22面】“


”L−064.理化学研究所は、新たなバイオインフォマティクスツール「ZENBU」を開発。このツールは、次世代DNA解析装置などから算出される膨大な遺伝子情報の解析や可視化、さらにデータ間の比較が可能。生物情報学の専門家でなくとも操作が可能で、バイオ研究者自ら得た実験データと、最先端研究データを比較することなど、新たなバイオ研究の足掛かりになる情報取得に役立てられる。
  【化学工業日報 2014.3.13朝刊 7面】
  【薬事日報 2014.3.14朝刊 3面】“






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