”C−051.森林総合研究所は、7月18日に東京都江戸川区の木材会館で、木材やきのこ、森林生態系への放射性セシウムの影響を解説する公開シンポジウムを開催する。テーマは「私たちのくらしと森林・木材の放射能−森林総研が解き明かすその実態と今後」。同研究所が最新の研究成果を分かりやすく紹介する。 【日本農業新聞 2013. 6.25朝刊 16面】 ”C−052.NPO法人「北の海の動物センター」は、6月22日に札幌市北区の北海道大学で、シンポジウム「オホーツクの生態系とその保全」を開催した。水産総合研究センター北海道区水産研究所は、1980年代に1万頭未満だった北太平洋、オホーツク海のトドが、現在は推計2万頭まで増えたと発表した。 【北海道新聞 2013. 6.23朝刊 31面】“ ”D−001.農業環境技術研究所は、水田の中干し期間を延長することによってメタンの発生量を削減できることを発見した。山形、新潟、熊本など全国8県の試験水田で、2年間の実証試験を行った。中干し期間を通常の地域慣行より3日から1週間延長すると、メタン発生量を14−58%削減し、平均で30%削減できることを確認した。 【日刊工業新聞 2013. 6.27朝刊 17面】 【日本農業新聞 2013. 6.27朝刊 16面】 【化学工業日報 2013. 6.28朝刊 4面】 ”D−007.鳥取大学やカリフォルニア大学などの国際研究チームは、乾燥に対する植物の耐性を、天然の植物ホルモンと同じ程度に高められる人工化合物を初めて発見した。人工化合物を「キナバクチン」と命名。土壌などに混ぜて与えると、遺伝子組み換え技術に頼らず植物の乾燥耐性が高まり、乾燥地での大豆などの生産の向上が期待できる。 【毎日新聞 2013. 6.27夕刊 8面】“ ”D−027.神戸大学は、藻類から石油代替燃料となるエタノールを効率よく生産する技術を開発した。藻類の分解と発酵を同時にこなす新型の酵母を遺伝子組み換え技術で作り、従来法に比べて作業工程を減らす。今後は、藻類の培養濃度を5倍程度高める技術を確立し、バイオエタノールの普及の目安となる1リットル当たり40円ぐらいでの供給を目指す。 【日経産業新聞 2013. 7. 8朝刊 11面】“ |
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