MICS NEWS Vol.14 Number 2
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

”A−052.森林総合研究所九州支所は、九州のニホンジカの生息密度を等高線状に表す「シカ生息密度マップ」を開発した。鹿が多い県境周辺の生息状況を面的に把握できるのが特徴。従来の分布図のように空白がなく、どこにどれぐらいの頭数がいるかを一目で確認できるため、捕獲に力を入れるべき地域の特定に役立つ。 
       【日本農業新聞 2013. 4.18朝刊 14面】“


”A−056.福島県と農研機構は、4月19日、東日本大震災で被災した地域の営農再開と農業再生に向けた基本協定を締結した。連携して研究面で被災地復興を後押しする。協定では、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う放射能汚染や地震・津波で生じた農業被害に対し、対策技術を共同で研究する。先端的な農業技術の実証も行う。
 【日本農業新聞 2013. 4.20朝刊  2面】 
          【化学工業日報 2013. 4.22朝刊  5面】 


”A−067.農研機構は、農業環境技術研究所と共催で5月15日に福島市のコラッセふくしま多目的ホールで、「福島の農業再生を支える放射性物質対策研究シンポジウム」を開催する。講演では、農地での放射性物質の動態や、農地除染、農産物への移行低減技術などについて説明する。 
          【日本農業新聞 2013. 4.26朝刊  9面】“


”B−019.埼玉県農林総合研究センター園芸研究所は、近年問題になっている大気中の光化学オキシダントによる農産物被害で、市販されているホウレンソウの主要品種のうち、「クローネ」「パスワード7」「ミラージュ」などが比較的被害が少なく、有望品種になるとの試験成果をまとめた。光化学オキシダントは光化学スモッグの原因になる物質の総称。
           【日本農業新聞 2013. 5. 8朝刊 19面】“


”B−023.大分県産業科学技術センターは、油を吸着する杉の樹皮でできたマットを開発した。油を吸着させたマットを、同じ杉樹皮で作った堆肥に混ぜて高温に保つと自生菌が油を自然分解し、堆肥になる。二酸化炭素排出量は灯油に混ぜて燃やす従来の手法の3分の1に減る。 
            【毎日新聞 2013. 5.10朝刊 28面】“




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