”J−005.農研機構北海道農業研究センターは、パン、ケーキ、ラーメンなど小麦粉加工食品を加工しやすく、よく膨らむ高品質の新しい米粉「シルキースノウ」を開発した。道産米をアルカリ溶液に浸したまま石臼製粉することで米からタンパク質を除去して小麦粉よりも粒度が小さく加工しやすくなった。これまで米粉成分のタンパク質がグルテンの形成を邪魔するために膨らまなかったりした。 【フジサンケイビジネスアイ 2011.12.23朝刊 16面】“ ”J−011.アサヒ飲料(株)は、緑茶飲料「べにふうきで快適生活」を発売する。農研機構野菜茶業研究所などとの共同研究で商品化した。べにふうきは、メチル化カテキンを豊富に含んでいる茶品種で、本品には1本あたり17ミリグラムを含有する。 【日刊工業新聞 2011.12.29朝刊 9面】 【化学工業日報 2012. 1. 6朝刊 9面】“ ”J−020.農研機構九州沖縄農業研究センターは、焼酎かす濃縮液をそのまま利用した家畜飼料を開発した。焼酎かすは水分が90%と高く、乾燥などをして配合飼料に混合利用している。しかし、乾燥に必要な重油の燃料費が高騰し、濃縮液のままで飼料に利用できる技術が課題だった。 【日本農業新聞 2012. 1. 6朝刊 10面】“ ”J−056.京都府農林水産技術センター畜産センターは、中小規模の酪農家が簡易に低コストで導入できる、バーンクリーナー用のふん尿分離装置を開発した。モーターでふるいを振動させて、搬送されてくるふん尿から汚水を分離する仕組み。装置の材料費や施工料は約12万円で済み、水分調整資材のおがくずの購入費も減らせる。 【日本農業新聞 2012. 1.18朝刊 12面】“ ”J−061.広島県立総合技術研究所農業技術センターは、水稲用の育苗箱を水に浮かべて葉菜類を育てる独自の「半浸水フロート式栽培法」研究を進めている。箱の底面の穴から常時水が入り、水やりの負担が軽減される。箱は水に浮いて水平を保ち、地面を平らにならす必要もない。 【中国新聞 2012. 1.19朝刊 26面】“ |
|
もどる
(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved