MICS NEWS Vol.12 Number 6  
        8.データベース ・ソフト 

             

”F−011.農業生物資源研究所は、アフリカ固有の栽培イネの塩基配列の主要部分を解読し、データベース(DB)を構築した。同イネは、耐乾燥性や耐病性が強いことなどが知られる。特有のゲノム領域や耐病性に関与する候補遺伝子もみつかった。DBは生物研のサイトから公開、塩基配列だけでなくジャポニカ米との比較情報なども含んでいる。 
          【化学工業日報 2011. 8.18朝刊  4面】 


”F−024.長野県農業試験場は、さまざまな農作物の栽培に適した気象条件の地域を絞り込み、地図上で表示できるソフトを開発した。各品種に適した気温や降水量などの条件を入力すると、合致する気象条件の地域が長野県の地図上に色分けされる。
     【信濃毎日新聞 2011. 8.30朝刊  8面】“


”F−062.兵庫県立農林水産技術総合センターは、スマートフォン(多機能携帯電話)を使った農作業管理システムの実証実験を進めている。携帯端末を通して、農地の位置をインターネット上の地図で確認したり、作業報告や指示をやりとりしたりするのが特長。
 【神戸新聞 2011. 9.13朝刊  8面】“


”F−080.水産総合研究センター水産工学研究所は、漁業者でも簡単に海中がれきの状況を把握できる現場探査マニュアルを作成した。東日本大震災の津波で生じた海中がれきが、水産業の復旧・復興を図るうえで大きな障害となっており、現場探査マニュアルを多くの人に利用してもらうことで、水産業の早期再開につなげたい考え。 
        【日刊水産経済新聞 2011. 9.20朝刊  1面】“







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