MICS NEWS Vol.11 Number 11  
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

"K−030.筑波大学と環境ベンチャーのコルダは、カドミウムを含む水田を浄化する技術を開発した。直径15センチ程度の袋に、神戸鉄工所が開発した環境浄化鉄粉を入れて、水田に散布する。非汚染土壌を上乗せするなどの客土法に比べ、コストは10分の1程度。 
           【日経産業新聞 2011. 2. 1朝刊  2面】

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"K−049.農林水産省は、企業から申請のあった遺伝子組み換えカーネーション、大豆、トウモロコシ、ワタの4種類について、野生動植物への影響評価を行った結果、影響が生じる恐れはないと判断したと発表した。一般圃場での栽培を承認する前に、3月1日までにパブリックコメントを募集する。 
           【日本農業新聞 2011. 2. 8朝刊  3面】

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"K−052.スペインのバスク農業研究開発機構は、バイオ燃料を使った温室を開発した。アーモンドやオリーブオイルなどの残さを燃料としたボイラーや太陽光パネルを備える。灯油や軽油を燃料とする温室に比べ、コストを60%削減でき、CO2の排出を抑制できる。 
           【日経産業新聞 2011. 2. 7朝刊 11面】

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"K−053.秋田県畜産試験場と秋田県立大学は、豚の尿から作った液体肥料を用いた水稲栽培の実証実験結果をまとめた。化学肥料に比べて、収量や品質、食味に差はなく、肥料代の削減、作業の簡略化が可能。今後、地域への普及を目指す。
            【秋田魁新報 2011. 2. 7朝刊  5面】

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"K−054.長野県松本市の四賀林研グループは、森林に木炭を播いて木々を元気にすることで、野生鳥獣による農林業被害を減らす取り組みに乗りだした。酸性化が進む森林の土に炭を入れて中和し、野生鳥獣の餌場となる森林を豊かにすることで、山村や畑に出没する野生鳥獣が減る仕組み。 
           【日本農業新聞 2011. 2. 8朝刊 13面】

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"K−064.宮城県大崎市のNPO法人田んぼは、生き物の種類・農家の努力・土の豊かさを数値で示した指標(50-70-70)を作成した。最後の70は、農研機構中央農業総合研究センターが開発した「微生物の多生物様性活性度を指標化する〜農業をもっと活性化する〜」を基に土の活性度を測定し、平均活性度の「60」を上回ることを条件とし、ミミズがいる土作りをしているかが鍵となる。
           【日本農業新聞 2011. 2. 5朝刊 15面】

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"K−078.富山県工業技術センターなどは、酸化チタンに紫外線が当たると、汚染の原因となる有機物を分解する「光触媒」の仕組みに着目して、水上を自動で動き回り、農薬などで汚染された水を浄化する装置の開発に乗りだした。
             【富山新聞 2011. 2.11朝刊 27面】

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"K−084.気象研究所と国立環境研究所の共同チームは、北半球で発生した高濃度のCO2が、上空を経由して南半球全体の排出量を大きく上回る推定で年間約7億トン(炭素換算)が南半球側に流れ込んでいることを明らかにした。
             【毎日新聞 2011. 2.12夕刊  1面】

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