MICS NEWS Vol.11 Number 10
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

""I−102.富山化学工業(株)は、口蹄疫ウイルスの増殖を抑制する抗ウイルス剤を開発した。ウイルスが増殖する際に必要な酵素の作用を阻害することで、増殖を抑える。
           【宮崎日日新聞 2010.12.19朝刊  1面】

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"J−010.茨城県小美玉市の第三セクター、美野里ふるさと食品公社は、農研機構畜産草地研究所がマウスを使った実験で老化抑制作用を確認したプロバイオテック乳酸菌「H61株」を使ったヨーグルトを開発した。来春を目処に、消費者の健康志向に応える機能性食品として販売する計画。 
       【日本経済新聞(茨城版)2010.12.28朝刊 31面】

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"J−016.福島県は森林総合研究所と共同で、「スギ黒点病菌」を利用したスギ花粉の飛散を抑制する技術の開発に成功し、特許を申請した。今後、県農林研究センターなどで実証試験を行いながら、民間企業と共同で実用化を目指す。
             【福島民友 2010.12.31朝刊  1面】

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"J−017.高齢化社会が急速に進む中、より健康に、より美しく長生きしたいと願う人が増えつつある。赤身の多い和牛肉などの畜産物や抗酸化系や免疫系の成分が多い青果物が注目され、生産や流通でも機能性をアピールする動きが出ている。
          【日本農業新聞 2011. 1. 1朝刊 23面】

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"J−023.産業技術総合研究所北海道センターとホクサン(株)、北里研究所は、インターフェロンを作る犬の遺伝子をイチゴの染色体に組み込んで栽培し、この遺伝子組み換えイチゴの果実から犬用歯周病薬を生産するシステムの実用化に世界で初めて成功した。年内にも医薬品第1号となる認可を農林水産省に申請する計画。
           【北海道新聞 2011. 1. 4朝刊 1・2面】


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"J−032.(株)ヤサカは、フナズシを漬けた発酵米と滋賀県高島市産のコメ、酒造用水、フナズシの乳酸菌を使った米粉ヨーグルト「アレルノン」を開発した。臭みがなく、5大アレルギー源とされる小麦、牛乳、鶏卵、ソバ、ピーナッツを含まない。アレルギー体質や食事制限が必要な人向けに用途開発を進める。
           【日経産業新聞 2011. 1. 5朝刊 16面】

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"J−037.香川県小豆島町の(株)高橋商店は、県産業技術センター食品研究所と共同で、そら豆を主原料とした味噌「そら豆で作ったみそ」を開発した。そら豆特有のえぐみを取り除くことに成功、また、一般的な味噌に比べ、アレルギーを起こす成分が少ない、アミノ酸の一種「リジン」の含有率が高いなどが特徴。
             【四国新聞 2011. 1. 6朝刊  6面】

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"J−049.東京大学と米地質調査所は、人工衛星を使った追跡調査で、2008年にハクチョウの死骸から鳥インフルエンザウイルス(H5N1)が検出された北海道や東北の飛来地から、複数の場所を移動したりロシアに渡ったオナガガモがいたことを突き止めた。 
             【毎日新聞 2011. 1.10朝刊  3面】

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"J−062.岩手大学と東京農工大学は、国内外で人畜共通感染症の対応が求められる中、国際的水準を満たす獣医学教育の強化を目的として、双方が連携して人材を育成する「共同獣医学課程」の設置に向けた覚書を締結した。2012年4月の開設を目指す。
            【日本農業新聞 2011. 1.13朝刊 17面】

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"J−067.農研機構動物衛生研究所で行われている鳥インフルエンザの確定診断などについての紹介記事。 
         【朝日新聞(茨城版)2011. 1.14朝刊 28面】

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"K−004.福井県総合グリーンセンターは、花粉症対策の一環として、突然変異による無花粉スギと有花粉スギの交配でできた雑種第1世代同士を掛け合わせ、4分の1の確率で無花粉スギになるといわれる人工交配による無花粉スギの開発に取り組んでいる。
          【福井新聞 2011. 1.25朝刊  4面】

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"K−008.理化学研究所と東京大学、横浜市立大学などは、ビフィズス菌により作られる酢酸が、腸管出血性大腸菌O157の発症を抑制する働きがあることを突き止め、そのメカニズムを解明した。効果的な予防法の開発などにつながる成果として期待される。
          【朝日新聞 2011. 1.27朝刊 37面】
             【毎日新聞 2011. 1.27朝刊 26面】
           【日刊工業新聞 2011. 1.27朝刊 22面】

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"K−012.マレーシア政府は、デング熱を媒介する蚊の駆除を目的に、英オクシテック社が遺伝子を組み換えたオスの蚊6000匹を、クアラルンプール近郊の森林に試験的に放ったと発表した。 
             【読売新聞 2011. 1.28朝刊  7面】

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