MICS NEWS Vol.11 Number 8
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

"G−102.茨城県のJA茨城中央と笠間地域農業改良普及センターが開発した高糖度の貯蔵クリのブランド「極み」が、今年から本格販売されている。「極み」に使う品種は、収穫時期の異なる「丹沢」「筑波」「岸根(がんね)」の3種類で、特大サイズのみを選別、約1ヶ月零度の冷蔵庫に貯蔵することで甘みが増す。
         【朝日新聞(茨城版)2010.10.18朝刊 25面】

"
"G−123.農林水産先端技術産業振興センターは、国際化に向けた種苗産業の成長戦略(中間報告)をまとめた。10年先を見据え、高付加価値品種による海外市場の展開で売り上げ拡大を図るなど、種苗産業の新たなビジョンづくりを目指す。11月末を目途に成案化し、政府に提言する方針。  
           【日本農業新聞 2010.10.25朝刊  2面】

"
"H−019.埼玉県内では、農研機構作物研究所が育成した食べきりサイズのサツマイモ新品種「ひめあやか」が栽培され、県が中心となり販路開拓に力を入れている。
          【日経MJ(流通新聞)2010.11. 1朝刊 18面】

"
"H−030.JSR(株)は、トウモロコシやイモから抽出したポリ乳酸とポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を複合化し、一般的なバイオ樹脂の約5倍の耐衝撃性を持たせた植物由来のバイオ樹脂「BIOLLOY(バイオロイ)を開発した。 
           【日経産業新聞 2010.10.27朝刊 24面】

"
"H−045.京都大学は(株)クラレと共同で、これまでセ氏マイナス70度以下にしないと吸収できなかったCO2を低コストで吸収する、有機物と金属で構成する多孔質の金属錯体「ソフトPCP」を開発した。メタン発酵でCO2を除去する素材などとして製品化を目指す。 
           【日経産業新聞 2010.11. 4朝刊 11面】

"
"H−049.(株)免疫生物研究所は、養蚕農家6戸からなる前橋遺伝子組換えカイコ飼育組合に、遺伝子組換えカイコ2系統の実用飼育を委託すると発表した。カイコの繭に含まれるタンパク質を抽出し、研究用試薬などの生産を目指す。
             【上毛新聞 2010.11. 5朝刊  1面】
     【フジサンケイビジネスアイ 2010.11. 6朝刊  8面】
           【化学工業日報 2010.11. 8朝刊  8面】

"
"H−070.京都府京丹波町などは、農研機構果樹研究所が育成した渋皮が簡単にむけるクリ品種「ぽろたん」の商品化を進めている。丹波産のぽろたんを使った「丹波ぽろたんグラッセ」を試作販売して好評を得ており、マツタケに続く丹波のブランド産品として期待されている。 
             【京都新聞 2010.11.10夕刊  8面】

"
"H−082.青森県産業技術センターりんご研究所が育成した「星の金貨」、長野県果樹試験場が育成した「シナノピッコロ」、「シナノプッチ」など、皮が薄い、小さいサイズで丸かじりできるなど、手軽に食べられるリンゴの品種開発が相次いでいる。
           【日経MJ(流通新聞)2010.11.14朝刊 14面】






もどる


(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved