MICS NEWS Vol.10 Number 11          5.生体機能 … 機能の発見、製品開発 etc.
             

"J−077.農業生物資源研究所は東京大学などと共同で、昆虫の脱皮制御機構を解明した。ウンカなど害虫の防除に有効な新規農薬の開発につながる成果として期待。
          【化学工業日報 2010. 1.18朝刊  4面】
           【日経産業新聞 2010. 1.19朝刊 11面】

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"J−086.カナダのトロント大学は、単一の化合物がキイロショウジョウバエの種内で雌であることを知られるのに使用されるとともに、異種との生殖隔離障壁を規定することにも使われていることを突き止めた。 
             【科学新聞 2010. 1. 8    3面】

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"J−087.仏INRAーCMRSは、メロンのトランスポゾンが誘導するエピジェネティックな変化が、性決定につながることを突き止めた。 
             【科学新聞 2010. 1. 8    3面】

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"J−088.産業技術総合研究所は、トコジラミ(南京虫)が生存や繁殖のためにボルバキアという細菌を共生させており、ボルバキアから必須栄養素としてビタミンB類を供給させていることを突き止めた。 
             【科学新聞 2010. 1. 8    4面】

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"J−097.東京大学と桐生自然観察の森「友の会」は、世界で唯一、桐生市の鳴神山で自生するカッコソウの自然交配による種子採取に成功した。 
             【上毛新聞 2010. 1.12朝刊  3面】

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"J−105.理化学研究所など日米の国際研究チームは共同で、大豆のゲノムを解読し、約4万6000個の遺伝子を発見した。 
             【毎日新聞 2010. 1.14朝刊  3面】
             【読売新聞 2010. 1.14朝刊 31面】
           【日経産業新聞 2010. 1.14朝刊 12面】
           【化学工業日報 2010. 1.14朝刊  1面】
           【日刊工業新聞 2010. 1.14朝刊 24面】
           【日本農業新聞 2010. 1.15朝刊 12面】
             【産経新聞 2010. 1.18朝刊 11面】

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"J−118.理化学研究所は、シロイヌナズナから、葉緑体が活性化して盛んに光合成をする時の司令塔となる遺伝子「BPG2」を見いだした。 
             【朝日新聞 2010. 1.15朝刊 21面】

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"J−125.米ワシントン大学は、10犬種のDNAを解析し、体の大きさや毛の長さなどの特徴に関連があるとみられる155カ所の領域を特定した。 
             【毎日新聞 2010. 1.19朝刊 21面】
     【フジサンケイビジネスアイ 2010. 1.22朝刊 49面】

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"J−126.東京大学、中央水産研究所などは、フナ類のミトコンドリアのDNA解析を行い、フナは約400万年前に本州や四国、九州の固有系統と、中国や台湾、琉球諸島の固有系統に分かれた可能性が高いことを突き止めた。金魚は中国系のフナが起源であることも判明した。 
             【毎日新聞 2010. 1.19朝刊 21面】
         【毎日新聞(大阪) 2010. 1.19朝刊 10面】
             【東京新聞 2010. 1.26朝刊 21面】

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"J−138.理化学研究所は、植物が乾燥などのストレスにさらされたときに働き、乾燥耐性ホルモンを誘導するタンパク質「AtABCG25」を見いだした。乾燥時だけ蒸散を抑制させることが可能になると期待。 
           【日経産業新聞 2010. 1.21朝刊 12面】

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"J−140.農業生物資源研究所などの国際研究チームは、「寄生バチ」のゲノムを完全解読し、性決定や毒素分泌に関わる遺伝子の特定に成功した。化学物質を使わない害虫駆除が可能になるとして期待。 
           【日経産業新聞 2010. 1.22朝刊  9面】

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"K−011.農業生物資源研究所は農研機構作物研究所、スイスのチューリッヒ大学などと共同で、オオムギの開花に必要な遺伝子「Cly1」を見いだし、制御機構を解明した。病害に強い作物の作出や新たな採種技術の開発につながる成果として期待。
           【化学工業日報 2010. 1.27朝刊  9面】
           【日経産業新聞 2010. 1.28朝刊 13面】

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"K−012.森林総合研究所は、スギの人工林を対象に間伐による生物多様性に与える影響を調査し、間伐が植物の種構成を変化させ、昆虫の種数や個体数を短期的に増加させる効果があることを明らかにした。 
           【日経産業新聞 2010. 1.27朝刊 11面】
           【化学工業日報 2010. 1.27朝刊  4面】
             【電気新聞 2010. 1.28朝刊  7面】
           
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"K−019.農研機構近畿中国四国農業研究センター、広島大学、米国カリフォルニア大学は共同で、ハモグリミドリヒメコバチの雌が寄生菌「リケッチア」に感染すると、単為生殖して雌の卵のみ産むことを突き止めた。農薬を使わない害虫防除への応用に期待。
            【中国新聞 2010. 1.26朝刊 27面】

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"K−040.農業生物資源研究所と麻布大学は、子豚の精巣組織をマウスに移植して、そこで成熟させた精子を使って正常な子豚を誕生させることに成功した。絶滅危惧動物や家畜の新しい保存技術として期待される。 
           【日経産業新聞 2010. 2. 3朝刊 11面】
           【化学工業日報 2010. 2. 3朝刊  9面】
             【茨城新聞 2010. 2. 3朝刊 20面】
             【常陽新聞 2010. 2. 3朝刊  7面】
             【朝日新聞 2010. 2. 5朝刊 31面】
           【日本農業新聞 2010. 2.12朝刊 16面】
            【NIKKEI NET 2010. 2. 2    配信】
             【時事通信 2010. 2. 2    配信】
          【nifty ニュース 2010. 2. 2    配信】
          【goo ニュース 2010. 2. 2    配信】
           【eo ニュース 2010. 2. 2    配信】
         【BIGLOBE ニュース 2010. 2. 2    配信】
            【BIO IMPACT 2010. 2. 2 配信】
  【YAHOO!ニュース 2010. 2. 3 配信】
  【JAcom 2010. 2. 4 配信】

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"K−045.世界中の海で生物の分布や多様性を調べる10年がかりの巨大プロジェクト「海洋生物センサス(CoML)」が今年10月に完了する見込み。一連の調査で、新種とみられる生物が5千種以上見つかり、10万8千種の生物に関する2210万件のデータが蓄積された。 
             【朝日新聞 2010. 1.29夕刊 11面】

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"K−062.国立遺伝学研究所は、細胞内に多くある働かない遺伝子のコピーが、リボソームRNA遺伝子と全遺伝子情報全体の安定性にかかわることを突き止めた。 
            【日刊工業新聞 2010. 2. 5朝刊 25面】

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"K−066.農研機構食品総合研究所は、トマトをモデル植物として、果実の細胞内における遺伝子発現の制御に関わる転写因子のネットワークを解明する研究を開始。良食味や落果しにくい果実品種の育成などにつながる基盤技術研究として期待。
            【化学工業日報 2010. 2. 8朝刊  9面】

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"K−072.京都大学と東京理科大学は、近赤外光を利用して光合成を行うシアノバクテリア「アカリオクロリス」が、他の光合成生物と同様に電圧をかけて水を電気分解していることを見いだした。幅広い波長を効率よく利用できる植物の開発などへの応用が期待される。 
           【日刊工業新聞 2010. 2. 9朝刊 26面】
             【京都新聞 2010. 2. 9朝刊 29面】

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"K−076.住友林業は、京都の世界遺産で仁和寺(にんなじ)境内にある「御室桜(おむろさくら)」を、独自のクローン技術で増殖することに成功した。
             【毎日新聞 2010. 2.10夕刊  8面】
         【読売新聞(大阪) 2010. 2.10夕刊 10面】
             【京都新聞 2010. 2.10夕刊  9面】
           【日本経済新聞 2010. 2.11朝刊 10面】
           【化学工業日報 2010. 2.12朝刊  9面】

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"K−080.筑波大学は東京大学と共同で、新しいタイプの第3の酵素を見出し、リボザイム/タンパク質・ハイブリッド酵素と名付けた。生命の起源や病気になる仕組みの解明に貢献する可能性がある。 
             【毎日新聞 2010. 2.11朝刊  3面】
             【常陽新聞 2010. 2.11朝刊  1面】

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"K−096.米カリフォルニア工科大学は、世界で初めて飛んでいるショウジョウバエの脳神経細胞の活動をとらえることに成功した。遺伝子組み換え技術などを使って、遺伝子と脳の関係を調べるのに役立つ技術として期待される。
           【日経産業新聞 2010. 2.17朝刊 11面】

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